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慢性的に起きている資金難により、このままでは現実的に1日1時間の放送を維持する事は厳しい事態へ追い込まれています。なんとか来年3月までは継続していきたいと考えておりますが、場合によってはそれもかなわず前倒しになる可能性も十分にあり得る話です。今、北朝鮮が非常に不安定な状態が続く中で、一層の攻めに向かわなければならない時に、不本意でありますが苦渋の決断が迫られているのは事実です。
我々のような小さな民間団体が今日まで放送を続けて来られたのも、心ある皆様からのご支援、ご協力があっての事です。これまでも皆様には幾度もご協力を呼び掛け、しおかぜ支援グッズ購入やカンパ等を頂き感謝の言葉もありませんが、今一度、皆様のご支援、ご協力を賜りたく、心からお願いする次第です。
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TBS、NHKと資金難による「しおかぜ」放送時間短縮問題などの報道がされた後、大変多くの皆様から「しおかぜ支援グッズ」のご注文とカンパが寄せられ、皆様のお力で数ヶ月分の資金は確保出来ました。この場を借りて心より感謝申し上げます。しかし今こそが北朝鮮へ積極的に仕掛けるチャンスであり、放送時間を確保し、バルーン作戦、調査活動と今後の先行きを考えると予断を許さない状態です。どうか引き続き皆様のご支援、ご協力を賜りたく、お願い申し上げる次第です。
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今回、たくさんの応援メッセージの中に気になる言葉が幾つか目にすることがありました。「こんな放送をしているとは知らなかった」というものです。これは我々の責任でもありますが、これまで出来る限りの広報活動をして来たつもりです。しかし、まだまだそれはほんの一握りの皆様にしか届いていなかったということです。あまり喜べることではありませんが、今回の騒動により改めて認識させられました。逆に考えれば、新たに多くの方に「しおかぜ」の存在を知っていただく事ができ、この放送の重要性と継続する意味、そして効果を理解して頂けたのも事実だと思っております。これまで何かと「命令放送」や「政府広報ふるさとの風」などと混同し誤解されることの多い「しおかぜ」でしたが、これを機会に「しおかぜ」は国民の皆様のお力で制作・運営されている事を、少しでもご理解頂ければと思っております。
皆様の心のこもったご支援、応援メッセージに答えられるように放送を続けて参る所存です。これからも「しおかぜ」を何卒よろしくお願い申し上げます。
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