| 2012.1.27
金正日死亡後は大変慌ただしい状態が続き「しおかぜだより」も更新出来ず申し訳ありませんでした。いずれは訪れる事態と準備はしていましたが、死んでも迷惑な限りです。
これまでの事態を転換させるためには、常にこのような状態でなければならないという事は皆さんもお分かりの通りです。千載一遇のチャンスが来ています。この好機を逃す事無く全力で臨む次第です。
「しおかぜ」は緊急体制の編成へ切り替え、北朝鮮内で出来るだけ聴きやすい状態を保つために周波数変更をし、多くのマスコミからの取材に対応しながら、あっという間に1月も終わろうとしています。この間について幾つかご報告させていただきます。
●緊急体制の放送編成
○スケジュール
緊急体制の編成になるため、レギュラー番組などは適時最新の番組に差し替えなどの体制を整え、重要な情報は一定の期間、出来るだけ繰り返し再放送する事で、情報の伝達には配慮を行うようなスケジュールで放送する。
○放送内容
・拉致被害者及び北朝鮮に囚われているすべての邦人へ、この混乱期に可能な限り最優先で身辺状況などの情報を日本へ送ってもらうように呼びかける。具体的には24時間受付可能な電話番号、FAX番号、電子メール、郵便受付の私書箱等のアナウンスを強化すると同時に、身の安全確保には十分に気をつけるよう促し、今後の動勢にも注意するよう呼びかける。
・ 北朝鮮の状況分析を行い的確な情報を伝える事とし、北朝鮮崩壊による有事など最悪の事態へ発展する兆候がある場合には、直ちに緊急避難放送へレベルを上げる。
●周波数変更
12月27日より周波数変更を行いました。妨害電波からの回避と金正日死亡後の北朝鮮当局の体制状況を把握する意味でも好機と判断し、緊急実施した訳ですが、実際に北朝鮮当局が妨害電波の追従をして来たのは30日〜31日と、ほぼこれまでと同程度という事が受信報告や各方面のモニターにより判明しました。現在の北朝鮮の状況から見れば、今だからこそ外部からの情報に対しての妨害対策は徹底しているという事でしょう。ただし、妨害電波の聴こえ方はブツブツと途切れているという受信報告もあり、エネルギー事情による電力の配分も非常に厳しくなっている事が伺えます。
現状、妨害による放送への影響は軽微と確認出来ており、受信状態は良好に保たれていますが、今後も聴取環境の確保を考え適時対応して参ります。
放送周波数(1/27現在)
夜 22:30〜23:30 5985kHz(現) 6135kHz 5910kHz
朝 05:00〜06:00 5965kHz(現) 5910kHz 6110kHz
●キム・ソンミン氏からのメッセージ
12月28日、自由北韓放送の代表であるキム・ソンミン氏のインタビューを行いました。キム氏からは自由北韓放送で得られる北朝鮮内部の生情報などを含め、北朝鮮の軍に対するメッセージ、党幹部へ向けたメッセージ、そして北朝鮮市民に向けたメッセージと3つの内容でお話していただきました。既に年末のからの緊急ニュースで放送されていますが、今後もこのメッセージは繰り返し放送して参ります。収録にご協力頂き感謝申し上げます。
キム・ソンミン自由北韓放送代表
●田母神俊雄氏によるメッセージ収録
1月10日、田母神俊雄日本国航空自衛隊元航空幕僚長によるメッセージ収録がしおかぜスタジオで行われました。これは予備役ブルーリボンの会の皆様のご協力により実現したものです。我が国の軍人として国防に携わって来られた田母神氏の口調には、毅然とした態度と説得力があります。そして、その言葉は拉致被害者、さらには北朝鮮の軍人にも必ず届く事でしょう。このメッセージは、朝鮮語にも翻訳し、1月半ば以降日本語版、朝鮮語版で繰り返し放送致します。収録にご協力くださった皆様に改めて感謝申し上げます。
田母神俊雄元航空幕僚長
●1万キロ現地調査家族メッセージ収録
1月18〜19日に実施した千葉現地調査に於いて、同行参加されたご家族からのメッセージ収録を失踪関連最終地点で行いましまた。これまで同様、現地調査での収録は、失踪された肉親の足跡を改めて調査し、その最後の場所で行われる収録です。ですから家族に取っては大変辛い事かも知れません。しかしその場所から呼びかける心の叫びには、必ず再会したいと願う切ない気持ちが溢れ出ています。
この模様は1月末から順次放送する予定です。収録にご協力して頂いた、ご家族に感謝申し上げます。収録リストは以下の通り。
18日 伊藤克さんへ妻の伊藤しづ子さんから 旭市長禅寺
19日 遠山常子さんへ姉の小川正子さんから 市原市役所(日程の関係で)
古川了子さんへ姉の竹下珠路さん、妹の足立友子さん、義姉の古川宣子さんから 菊間地区美容室あすか前
関谷俊子さんへ姉の関谷栄子さんから 千葉市「カーニバル」跡
峰島英雄さんへ義姉の関谷栄子さんから 千葉市「カーニバル」跡
●市原市長メッセージ収録
千葉現地調査中、市原市役所を訪問し佐久間隆義市長によるメッセージ収録を行いました。市原市は古川了子さんの出身地であり、遠山さん、関谷さんが在住しています。佐久間市長も長年拉致問題に関心を持ち、署名活動や啓発活動を積極的に行っています。メッセージではご家族の気持ちを労い、優しい言葉使いの中で、はっきりと北朝鮮へ拉致被害者を返すよう訴えています。
この模様は1月28日より放送を開始し、その後は首長特番で適時再放送を行います。収録実現にご協力くださった皆様に感謝申し上げます。
佐久間隆義市原市長
●松原拉致問題担当大臣からのメッセージ収録
既に放送されている通り、1月23日松原仁拉致問題担当大臣のメッセージ収録を行いました。収録は警察庁の国家公安委員長室で行われ、各メディア公開の下収録致しました。これまでも歴代拉致問題担当大臣にはご出演頂いておりますが、松原大臣の言葉と姿勢には、これまでとは違う迫力を感じる事が出来ます。特に「必ず日本の地を踏ませます」という所にはその気迫が漲っていました。松原大臣は大臣就任以前にも数回「しおかぜ」からメッセージを発信しており、今後も呼びかけをして行きたいとの事でした。是非、結果を出す大臣として今後に期待する次第です。
この模様は1月28日夜より放送を開始します。収録にご協力くださった皆様に感謝申し上げます。
松原仁拉致問題担当大臣
特定失踪者問題調査会
専務理事 村尾建兒
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